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  【目次】
2012.02.02 : 「お薬手帳」 2012:02:02:02:49:35
2012.01.04 : 「鎮痛剤と解熱剤」 2012:01:04:08:14:43
2011.11.01 : 「お薬のお話 第二話」 2011:11:01:15:35:13
2011.10.06 : 「お薬のお話 第一話」 2011:10:06:11:38:53


お薬手帳

薬剤師 毛内薬局に来られると必ず「お薬手帳はお持ちでしょうか」と尋ねられると思います。
お薬手帳には、『5つの使い方』があります。

  1. 医療機関にかかる時は必ず持ちましょう。
    1. 薬の重複や良くない飲み合わせを未然に防ぎます。
    2. 同じ薬による副作用の再発を防ぎます。
    3. 薬の使用記録があることでより安全に薬を使用することが出来ます。
  2. 言いたいことや伝えたいことを書いておきましょう。
    1. 体調の変化や気になったこと、医師や薬剤師に相談したいことを書いておきましょう。
  3. 一般医薬品・健康食品も記録しましょう。
    1. 思いがけなく、良くない飲み合わせや食べ合わせが見つかることがあります。
  4. いつも携帯、いつも同じ場所に保管しましょう。
    1. 旅行先で病気になった時や、災害時に避難した時、緊急の時など、お薬手帳があれば、あなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。
    2. ご家族にもご自分がお薬手帳を持っていることを伝えましょう。
  5. 飲んでいるすべてのお薬を『一冊』に記録することが大切です。
    1. 病院ごとや薬局ごとに別々のお薬手帳を作らないようにしましょう。

東日本大震災の後、お薬手帳をお作りになる方が増えました。
表町薬局では『5つの使い方』があるお薬手帳を多くの皆様にお持ちいただきたいと考えています。

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鎮痛剤と解熱剤

薬剤師 毛内今回も歯医者さん絡みのお話です。

いろいろな病院の処方箋をお持ちになる患者さんが、今回は風邪を引いたので、近くの内科のお医者さんを受診した時の事でした。
今回のお薬は『抗生物質』と『解熱剤』が処方されていました。

お薬を用意しながら薬のカルテを見てみると、三日前に同僚の薬剤師が、歯医者さんからの処方箋で同じ『解熱剤』を『鎮痛剤』として調剤していることに気がつきました。内科のお医者さんに連絡して、処方された解熱剤は外していただきました。
『鎮痛剤(痛み止め)』は解熱作用もあるお薬が大変多いので、怪我をしていたり、抜歯したりした時に、風邪を引いた時とは違う目的で同じお薬が処方されることがありますのでご注意して下さい。

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お薬の重複 ~歯科医院からの処方箋~

薬剤師 毛内約2カ月に1度、大学病院の消化器科と呼吸器科に通院している患者さん。今回は近所の歯科医院からの処方箋を持ってきて下さいました。
何種類もの薬を服用されているため、「飲み合わせを確認しますね」と伝えお待ちいただくことに・・・患者さんいわく、『処方箋を見てもいつも飲んでいる薬と同じものはなかった』から大丈夫とのこと。
確認した結果、歯科医院で処方されたのは、抗生物質、鎮痛剤、胃の粘膜を保護する薬でしたが、大学病院から処方された薬の中にも、胃の粘膜を保護する薬が含まれていました。歯科医院で処方されたものは、大学病院から処方されたもののジェネリック医薬品でした。名称は違いますが、薬の成分としては同じものになります。
今回は歯科医院に連絡をとり、胃粘膜を保護する薬を中止して頂きました。患者さんにもそのことを伝え、重複して服用してしまうことを避けることができました。
違う名前でも同じ成分のお薬は沢山あります。歯科医院のお薬でもお薬手帳で管理する必要があります。

お薬のお話 第二話

薬剤師 毛内 胃腸前回のお話では、お薬は『口』から入って『胃』でカラダに吸収されやすい形になってから『小腸』へ送られ、小腸で『消化酵素』によって細かく分解されて、小腸の壁からはりめぐらされている『血管』に吸収されるお話をしました。
また、お薬の成分の多くは『肝臓』を通ってから全身を駆け巡ります。肝臓では『代謝酵素』によって分解され(解毒)、カラダの外に出しやすい形に変えられます。お薬が分解されてなくなってしまったり体に残ってしまう心配はございません。
その後、お薬は血液にのってカラダの隅々に運ばれ、目標の場所にたどりついて効果を発揮します。
病気の元になっているバイ菌などを直接やっつけたり、カラダがもっている〝病気を治そうとするメカニズム〟をうまく使って治したり・・・役目を終えたお薬は血液にのって肝臓や腎臓に送られ、今度はカラダの外に出る処理をされます。水に溶けやすい成分は『腎臓』で処理されて尿として排泄され、水に溶けにくい成分は『肝臓』で処理されて『胆汁』に混ぜて便として排泄されます。
薬によっては『汗』『息』『唾液』『乳汁』に出るものもありますよ。
このようにお薬はカラダの中で今日も活躍しています。

お薬のお話 第一話

薬剤師 毛内今回からお薬のいろいろをお伝えしていきます。

毎日お薬とお付き合しているとお薬にまつわる出来事はいっぱいありますが、まず飲んだお薬はカラダのどこをどう通って効き目を発揮するかをお伝えします。

胃腸口から入って、胃に行って・・・ここまでは想像つきますよね。

胃へ運ばれたお薬は胃酸と混ざって溶けて、効き目成分がカラダに吸収されやすい形になってから小腸へ送られます。
小腸には様々な消化酵素というものが出ていて、お薬はもっと細かく分解されて、小腸の壁からそこにはりめぐらされている血管に吸収されます。そしてお薬の成分の多くは肝臓を通ってから全身へ。
肝臓では代謝酵素によって分解され(解毒)、カラダの外に出しやすい形に変えられます。

お薬が分解されてなくなってしまう??と思った方ご安心を・・・
お薬は飲んだ後、人のカラダでどれくらい代謝されるかも計算して作ってあるので足りなくなることはないですよ。


カキポカ
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