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  【目次】
2012.05.01 : 「ジェネリック医薬品の名前」 2012:05:01:14:09:53
2012.04.03 : 「学校薬剤師」 2012:04:03:16:33:27
2012.02.29 : 「処方箋」 2012:02:29:16:52:13
2012.02.02 : 「お薬手帳」 2012:02:02:02:49:35
2012.01.04 : 「鎮痛剤と解熱剤」 2012:01:04:08:14:43
2011.11.01 : 「お薬のお話 第二話」 2011:11:01:15:35:13
2011.10.06 : 「お薬のお話 第一話」 2011:10:06:11:38:53


ジェネリック医薬品の名前

薬剤師 毛内ジェネリック薬の『名前』をご存知ですか?
四月からジェネリック医薬品が以前に比べて処方されやすい環境になりました。厚生労働省の方針で医師にお薬の一般名処方を推奨するようになったからです。
お薬の名前は製薬メーカーがつけるメーカーの名前とお薬の成分についている名前があります。例えば『バファリン』と言うのが製薬メーカーがつけた名前で、『アスピリン』というのが成分名になります。
新しい薬の特許が切れて、ジェネリック医薬品が出るのは便利なことですが、一方で私達は1つの薬の名前に対して30~40の新しい名前を覚えなくてはなりません。ジェネリック医薬品
『最初のお薬とジェネリックの名前が違うからです』
このジェネリックの名前がそれぞれ皆似ているので、一つの処方箋で10種類以上がジェネリックの名前ですと、お薬同士の見合わせを調べるには何冊もの本で調べなければならないので時間がかかるようになってしまいます。早くお薬の一般名が復旧すると皆さんも覚えやすくなって新しいお薬かジェネリックか選択しやすくなるとお思います。

学校薬剤師

薬剤師 毛内今回は学校薬剤師の事をお伝えします。
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、私達薬剤師は教育委員会からの要請で佐倉市内の幼稚園、小学校、中学校、高校に学校薬剤師として
夏は①プールと飲料水の水質検査と②給食室の環境、
秋は③保健室のベッドのダニアレルゲン、
冬は一番検査の多い時期で④教室の照度、黒板の光具合、湿度、ストーブを使うので一酸化炭素、二酸化炭素、二酸化窒素、気流等を調べてお子さんが快適な状態で学校生活を送られているか科学的に調べています。
また三月は学校保健委員会として、医師と眼科医、歯科医師、薬剤師、校長、教頭、教務主任、保険主事、給食主任、体躯主任、養護教諭、学校栄養職員で、体力、食事、病気等を話し合い、来季の学校生活の指標を作っていきます。
そしてこの時期は学校薬剤師として卒業式にも招かれ児童を見送ります。根郷小学校では三十六名の方が来賓としてご出席されました。
出席者の多さは地域とのつながりの深さを感じます。
これで何とか学校薬剤師一年生の一年間が終わりました。来年度はもう少しお手伝いが出来ればと思っています。

処方箋

薬剤師 毛内今回は処方箋の見方についてお話しします。

処方箋にはお薬の名前、一日の量、一日の服用回数そしていつ服用するかが書いてあります。
お薬の名前には、製薬メーカーがつけた商品名と、最近ではジェネリックの処方で見られるような一般名と呼ばれる薬の成分の名前で書かれる場合もあります。
このうち内服薬は・・・1日量 頓服薬は・・・1回量 外用薬は・・・全部の量になっています。
粉薬はグラムでシロップはミリリットルで書かれています。粉薬は複雑な計算をしないと一回の量が分からないものもあります。
内服薬では毎食後、毎食前、食間、寝る前、何時間毎など。
頓服薬なら疼痛時、熱のあるとき、便秘時、下痢時など。
外用薬では1日1回、2回など。

分3とか分2とか書いてあるけど、なんですか?意味がわかりませんと言われる時がありますが、分3なら3回にわけて、分2なら2回にわけてということになります。分3毎食後と書いてあれば、一日三回の毎食時の後に飲んでくださいという意味になります。

処方箋には有効期間というものがあり、発行日を含めて4日間となっています。
期限の切れた処方箋は『シップなんだけど・・・』とか『いつも飲んでる薬なんだけど・・・』と言われても調剤出来ません。発行した医療機関に問い合わせて期限を延ばしてくれるところもたまにはありますが、「駄目です」の一点張りのところもあります。処方箋をもらったら早い目に調剤薬局に行きましょう。
期限の切れた処方箋は発行した医療機関に判断を仰いでもらって下さい。

お薬手帳

薬剤師 毛内薬局に来られると必ず「お薬手帳はお持ちでしょうか」と尋ねられると思います。
お薬手帳には、『5つの使い方』があります。

  1. 医療機関にかかる時は必ず持ちましょう。
    1. 薬の重複や良くない飲み合わせを未然に防ぎます。
    2. 同じ薬による副作用の再発を防ぎます。
    3. 薬の使用記録があることでより安全に薬を使用することが出来ます。
  2. 言いたいことや伝えたいことを書いておきましょう。
    1. 体調の変化や気になったこと、医師や薬剤師に相談したいことを書いておきましょう。
  3. 一般医薬品・健康食品も記録しましょう。
    1. 思いがけなく、良くない飲み合わせや食べ合わせが見つかることがあります。
  4. いつも携帯、いつも同じ場所に保管しましょう。
    1. 旅行先で病気になった時や、災害時に避難した時、緊急の時など、お薬手帳があれば、あなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。
    2. ご家族にもご自分がお薬手帳を持っていることを伝えましょう。
  5. 飲んでいるすべてのお薬を『一冊』に記録することが大切です。
    1. 病院ごとや薬局ごとに別々のお薬手帳を作らないようにしましょう。

東日本大震災の後、お薬手帳をお作りになる方が増えました。
表町薬局では『5つの使い方』があるお薬手帳を多くの皆様にお持ちいただきたいと考えています。

寝る前と起床時の体重差が500g~1kg

鎮痛剤と解熱剤

薬剤師 毛内今回も歯医者さん絡みのお話です。

いろいろな病院の処方箋をお持ちになる患者さんが、今回は風邪を引いたので、近くの内科のお医者さんを受診した時の事でした。
今回のお薬は『抗生物質』と『解熱剤』が処方されていました。

お薬を用意しながら薬のカルテを見てみると、三日前に同僚の薬剤師が、歯医者さんからの処方箋で同じ『解熱剤』を『鎮痛剤』として調剤していることに気がつきました。内科のお医者さんに連絡して、処方された解熱剤は外していただきました。
『鎮痛剤(痛み止め)』は解熱作用もあるお薬が大変多いので、怪我をしていたり、抜歯したりした時に、風邪を引いた時とは違う目的で同じお薬が処方されることがありますのでご注意して下さい。

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お薬の重複 ~歯科医院からの処方箋~

薬剤師 毛内約2カ月に1度、大学病院の消化器科と呼吸器科に通院している患者さん。今回は近所の歯科医院からの処方箋を持ってきて下さいました。
何種類もの薬を服用されているため、「飲み合わせを確認しますね」と伝えお待ちいただくことに・・・患者さんいわく、『処方箋を見てもいつも飲んでいる薬と同じものはなかった』から大丈夫とのこと。
確認した結果、歯科医院で処方されたのは、抗生物質、鎮痛剤、胃の粘膜を保護する薬でしたが、大学病院から処方された薬の中にも、胃の粘膜を保護する薬が含まれていました。歯科医院で処方されたものは、大学病院から処方されたもののジェネリック医薬品でした。名称は違いますが、薬の成分としては同じものになります。
今回は歯科医院に連絡をとり、胃粘膜を保護する薬を中止して頂きました。患者さんにもそのことを伝え、重複して服用してしまうことを避けることができました。
違う名前でも同じ成分のお薬は沢山あります。歯科医院のお薬でもお薬手帳で管理する必要があります。

お薬のお話 第二話

薬剤師 毛内 胃腸前回のお話では、お薬は『口』から入って『胃』でカラダに吸収されやすい形になってから『小腸』へ送られ、小腸で『消化酵素』によって細かく分解されて、小腸の壁からはりめぐらされている『血管』に吸収されるお話をしました。
また、お薬の成分の多くは『肝臓』を通ってから全身を駆け巡ります。肝臓では『代謝酵素』によって分解され(解毒)、カラダの外に出しやすい形に変えられます。お薬が分解されてなくなってしまったり体に残ってしまう心配はございません。
その後、お薬は血液にのってカラダの隅々に運ばれ、目標の場所にたどりついて効果を発揮します。
病気の元になっているバイ菌などを直接やっつけたり、カラダがもっている〝病気を治そうとするメカニズム〟をうまく使って治したり・・・役目を終えたお薬は血液にのって肝臓や腎臓に送られ、今度はカラダの外に出る処理をされます。水に溶けやすい成分は『腎臓』で処理されて尿として排泄され、水に溶けにくい成分は『肝臓』で処理されて『胆汁』に混ぜて便として排泄されます。
薬によっては『汗』『息』『唾液』『乳汁』に出るものもありますよ。
このようにお薬はカラダの中で今日も活躍しています。

お薬のお話 第一話

薬剤師 毛内今回からお薬のいろいろをお伝えしていきます。

毎日お薬とお付き合しているとお薬にまつわる出来事はいっぱいありますが、まず飲んだお薬はカラダのどこをどう通って効き目を発揮するかをお伝えします。

胃腸口から入って、胃に行って・・・ここまでは想像つきますよね。

胃へ運ばれたお薬は胃酸と混ざって溶けて、効き目成分がカラダに吸収されやすい形になってから小腸へ送られます。
小腸には様々な消化酵素というものが出ていて、お薬はもっと細かく分解されて、小腸の壁からそこにはりめぐらされている血管に吸収されます。そしてお薬の成分の多くは肝臓を通ってから全身へ。
肝臓では代謝酵素によって分解され(解毒)、カラダの外に出しやすい形に変えられます。

お薬が分解されてなくなってしまう??と思った方ご安心を・・・
お薬は飲んだ後、人のカラダでどれくらい代謝されるかも計算して作ってあるので足りなくなることはないですよ。


カキポカ
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