少し表町薬局改装の話をします。
表町薬局との関係は平成二十年秋からのお付き合いで、今年で3年目を迎えました。これを機会に何を考えて表町薬局を改装しているかをご紹介します。これから先も皆様の応援が必要だからです。
設計者と施主との関係は、提案が施主の考え方の範囲を超える事に価値があると思っています。施主の考えるイメージと提案が同じなら存在価値は有りません。しかし提案実施への選択権は施主側にあります。
改装テーマは、薬剤師がプライドを持てる表町薬局です。私の考える薬局と病院との関係とは、病院に対して薬局が1対1ではありません。大学病院にも診療所にも整形外科にも眼科にも耳鼻科にも歯科にも行きます。でも調剤薬局は1か所にしか行きません。それは薬の飲み合わせを薬剤師に責任を持って管理して欲しいからです。
ドクターは病気への対応は管理してくれますが、違う病気との薬の飲み合わせまでは管理してくれません。しかし薬には効能が重複する薬や相性が悪い薬もあるようで、私は自分の体に合った薬の管理をしてくれる薬剤師が必要だと感じています。
処方箋のままに薬を出すのではなく、複数の処方箋から薬の重複や飲み合わせをチェックしてドクターと相談して薬を修正してくれる薬剤師が必要です。しかし他からの処方箋が無ければ、優秀な薬剤師でもアドバイスをするのは難しいでしょう。
普通の薬局では無く!処方箋の管理をしてくれて健康の相談が出来る薬剤師が居る薬局が理想です。薬剤師がプライドを持てる表町薬局がコンセプトです。
出る釘は打たれます!でも表町薬局を皆さんで応援してあげて下さい。表町薬局の安田さん御夫婦へ相談すれば、薬や健康のお話を聞いてくれます。
神奈川県 大森三生建築設計工房 大森 三生






