今回は老人保健施設と自宅の関係をお話しします。
まず大切なことは自宅に近い老人保健施設を選択する事です。山奥の施設は間違っています。老人保健施設は姥捨て山ではありません。病院から自宅へ帰る為の中間施設です。お年寄りは敏感で喋れなくても家族の態度に反応します。家族からは早く家に帰ってきて欲しいとの意思表示が力に成ります。
施設への面会は週に2~3度は必要です。月に1度は一時帰宅させてお茶だけでも飲む機会を持つと回復の力に成ります。そして、帰宅時は玄関からお迎えする努力をしてください。玄関には『お帰りなさい!』と人を迎える大きな力があります。荷物のように庭から搬入するのでは、早く良くなって帰って来て欲しい気持ちが伝わりません。
写真は勝手口の狭い通路を車椅子が通れるように変えたものです。これから下草を植えるそうです。施工時は車いすに乗ってスローブの角度などを確認して下さい。自分を迎えることを知ると家に帰りたいとリハビリにも力が入ります。
次回も老人保健施設と自宅の話をします。
住宅の改装に御興味があれば、表町薬局の安田さんへ御相談すればお話を聞いてくれます。
神奈川県 大森三生建築設計工房 大森 三生






