コラムも10回目ですので、私の近作の御紹介と施主との関係をお話しします。
写真―1は30年前から続いている施主との仕事です。箱根強羅の対岸にある社員保養所を改装して研修施設とライブラリーの機能を持たせる改装です。リストラの時代がひと段落して、空白の中間層の強化と新しい人を育てる為の施設改修です。
求めるのは人の気持ちの考えられる社員。会社へ忠誠心のある社員。美しさに感動し感謝の気持ちの持てる社員育成です。
宿泊研修で接する自然環境の中で社長も滞在して接する機会を持たせる事で中間層の空白を埋める為の施設改修です。
写真―2も同じ施主で、社長の次男が初めて開業する小児科です。要求は質素でローコスト!でも誇らしい物にして欲しい。
素朴な素材で患者を大切にする気持ちと安らぎを感じられる診療所。ローコストにしてもクオリティは落とさないで一族の誇りを
維持できる診療所にして欲しいとの要求です。(一般的なコストから出た、一族の誇り分はお父様が負担する対応です。)
コラボレーションとして患者さんの女性に26枚の絵を描いてもらい、
訪れる親と子供たちの不安な気持ちに安らぎが生まれるような26枚の絵を建具と壁に飾りました。
次回からは老人にも出来るエコ対策と地震対策のお話をします。
神奈川県 大森三生建築設計事務所
大森 三生






